記憶にあるかぎり子供の頃から「工作」が大好き。木を素材とする「つくる人」になると14歳の時に決心。神奈川県の高校を卒業し、木工修行のために家具産地旭川に渡る。「木工技術」と「家具デザイン」の二つの底なしの面白さを知ってしまって以来、家具屋一筋。技能五輪全国大会金賞、技能五輪国際大会出場。2010年、ものづくりのブランドとしてgauzy calm worksをスタート。一つの家具をつくる職人として、デザイナーとして。「ものづくりの会社」をつくる起業家として。そして、旭川家具組合や、東川町産業ツーリズム施設の運営を通して、地域創造も。全ての根源は「ものづくりが大好き」、そして「みんなで一緒に楽しみたい」という純粋な気持ち。この地を「ものづくりの楽園」にして、一生ものづくりを楽しみたい。旭川家具工業協同組合 副理事長。 ものづくり人材育成担当。東川町産業ツーリズム施設「CRAFTPIA」運営者。１９８０年生まれ、４４歳。
「将来何の仕事をしよう？」と悩み続けた少年は、なぜ家具作りの仕事を選んだのか。 自分の好きなことだけできれば良いと思っていたワガママな若者は、なぜこの家具の産地全体を愛するようになったのか。 ただの一人の職人が、会社経営者となり、産地運営主体である旭川家具組合の理事、東川町産業ツーリズム施設の運営者ともなって活動する理由や意義、自分の仕事の楽しさや社会とのつながりについてお話しし、社会的選考に基づいて楽しく一生懸命働くことで、人生が豊かになることを伝えたいです。